今週の日経平均終値は1万6229円、前週末比92円安。今週はこれまでのような円安進行や米株高が見られなかったものの、1万6000円台での底堅さを示す1週間と言える。昨日は9月期末配当落ち分を考慮した日経平均の実質値下がり幅は約53円。NYダウの急落があってもこの程度の押しと考えると、米国株が落ち着けば日経平均は再び上昇基調を取り戻す可能性が高いでしょう。来週は29日の臨時国会召集や8月の失業率・有効求人倍率、9月の日銀短観等が予定されているが、大筋では来週も日本株は堅調な相場展開になるものと考える。