今週の日経平均終値は前週末比408円安の1万5300円。ここ2週間程で1000円近く下げたのだ。チャート状況より考えても、これは短期的ではなく中期寄りの調整局面に入ったと判断すべきだろう。日本や欧州、中国の景況が振るわない中での調整と考えると、8月時のような急激な回復は考えにくい。まずは米国の株価下げ止まりを見極めるべきであり、当面はNYダウの下値の落ち着きどころを見てからの対処となるだろう。米国株の調整次第ではあるが、場合によっては日経平均の下値1万5000円辺りからリバウンド狙いも悪くないのかもしれない。