10月16日に東証1部へ上場を控えている【6098】リクルートホールディングス。公開価格は仮条件の上限である3100円であり、時価総額は約1兆7800億円に上る。有名企業の上場だけに注目は高く、噂では予想を上回るIPOの申し込み数となったようだ。事実、先週半ば以降の中小型株の調整などは、リクルート参戦のための換金売りとの見方が強い。受け渡しベースでは10日までは換金売りが出ると推測されており、週明け以降は資金が還流してくることも考えられよう。足元の大幅な下げによって値ごろ感も台頭してきており、中小型株への見直しのタイミングとなる可能性はありそうだ。