日経平均が心理的節目である15000円台を回復したことなどを勘案すると下値不安は和らいでいると考え、来週は底堅い展開となるのではないだろうか。そして来週から決算発表が本格化すること、そして国内・海外の注目イベントが控えている点も忘れてはならない。特に31日の日銀金融政策決定会合や黒田日銀総裁会見、9月消費者物価指数等、今後の動向に影響を及ぼすものが多く、また、米国では28・29日に連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、量的緩和政策(QE3)終了に焦点が集まりそうだ。これらを受けた市場の動向を見極めていきたいところ。