衆院解散総選挙に踏み切る見方が強まっている。早ければ来週にも解散し12月2日公示14日投開票や、9日公示21日投開票とする日程が取り沙汰され、実現すれば2012年11月16日の解散時のように株式相場は選挙モードとなるだろう。ここで主な選挙関連銘柄を改めてピックアップしたい。
【6809】TOA
音響設備のメーカー。構内放送設備とセキュリティカメラシステムの2本柱経営。
【7521】ムサシ
情報、印刷機材の富士フイルム特約店。自社開発の選挙機材はダントツ。貨幣処理機器も業界2位。
【4708】もしもしホットライン
コールセンターの設置・運営を行うテレマーケティング大手。約20年前より電話による「政治・政局に関する世論調査」の実績あり。
【4326】インテージホールディングス
マーケティングリサーチ会社大手。市場リサーチ分野で国内首位。大きな選挙があると新聞社などのマスコミから世論調査の調査依頼がくる。
【2449】プラップジャパン
企業の広報活動の支援・コンサルティング業務を中心としたPR事業を展開。政党や政治家の有権者に対する広報活動サポート業務も行っている。
【6457】グローリー
硬貨処理機・紙幣処理機メーカー。硬貨・紙幣処理機で国内シェア5割強。投票用紙自動交付機、投票用紙計算機、自書式投票用紙分類機なども生産。
【3831】パイプドビッツ
ネットを活用したデータ管理とマーケティング代行。また、政治山という政治・選挙情報サイトを運営。
【9699】西尾レントオール
選挙の際は、拡声器や椅子・テーブルなどの選挙用品の貸し出しビジネスを行っている。
【3955】イムラ封筒
封筒事業で業界首位。シェア2割強。DM向けなどの窓封筒に強み。
【4819】デジタルガレージ
決済事業、広告、ベンチャー投資など多角展開。米ツイッター社と資本提携し日本語版を運営。
【3676】ハーツユナイテッドグループ
2013年6月24日に自由民主党のネットを活用した選挙運動に対して、デジタルハーツが「サイバーセキュリティサービス」の提供を開始すると発表。