前場の日経平均株価は25円高と6日続伸。一時マイナス転換も切り返す展開。連日の昨年来高値更新による短期的な過熱感や【9983】ファーストリテイリングや【6954】ファナックの下落も重しとなり、寄り付き後の日経平均は一時マイナス圏に転じる場面もみられた。だが、指数寄与度の高い【9984】ソフトバンクの上昇が相場を押し上げたほか、先高期待の強さが引き続きサポート要因となり再度プラス圏に浮上している。業種別では、鉱業、パルプ・紙、水産・農林、石油・石炭、サービスなどが上昇する一方、空運、陸運、ゴム製品、繊維、ガラス・土石などが下落。
個別では、世界最小の顔認証モジュール「TeraFacesモジュール」を3月から販売すると発表した【6627】テラプロープがストップ高となったほか、特定資金介入の噂の【2323】fonfunが6日連続のストップ高。株式分割発表した【4661】オリエンタルランドが急反発し、その他に【3266】ファンドクリエーションや【4777】ガーラなども急伸する動きとなっている。
