前場の日経平均141円安と続落。原油40ドル割れ、欧米株下落と円高を背景に朝方は売りが先行。売り一巡後は引き続き日銀によるETF買いへの期待から下げ幅縮小する展開に。
個別では、日本経済新聞で「最近は受注が回復傾向にある｣と報じられた【6871】日本マイクロニクスがストップ高。前日決算内容を好感されたインバウンド関連の一角【8256】プロルート丸光や日経平均銘柄に新規採用となった【8028】ファミリーマートが一時ストップ高の急伸。また、仕手株、本日の注目でもある【6721】ウインテスト、前日大幅安も5日線からの切り返しで【2354】安川情報システムなどの上昇も目立っている。
物色はやはり決算手掛かりにした銘柄や値動き軽い材料株、仕手性の強い銘柄の上昇が目立つ。後場はこれら銘柄で短期売買メインの立ち回りを意識。もちろんこれまでの倍に倍に増えた日銀によるETF買いの期待はあるものの過度の期待は禁物。
