前日の2月耐久財受注を嫌気。米市場が大幅安した流れを受けて、寄り付きから売りが先行。その後も先物主導で大幅安となっている。出遅れ銘柄の買い戻しや原油相場の上昇を受け資源関連などが物色される一方で主力株が軟調。業種別では、石油石炭製品、鉱業が上昇。一方で精密機器、その他製品、海運、倉庫運輸、その他金融、電気機器、医薬品、銀行、保険、証券など軟調。
個別では、出版社向けPOD流通サービスを開始すると発表した【9479】インプレスホールディングスが連日のストップ高となったほか、【2323】fonfun、【3911】Aiming、【3903】gumiなどが上昇。一方、東証の「公表措置」実施が不安材料された【6636】sol Holdingsがストップ安となった。
後場は、日銀によるETF買い期待や個人投資家の押し目買いが支えとして見込まれるものの、目先はいったんの利益を確定しようとする動きが強まる可能性が高い。また、明日の配当落ち後の動きも気になるところだけに様子見が良さそうだ。
