本日の日経平均株価は275円安の大幅反落。前場は軟調な米市場の流れを引き継ぎ売りが先行。その後も先物主導でジリジと値を下げ一時、1万9300円台まで下げ幅を拡大し、投資家心理が悪化させた。後場入り後は日銀によるETF買いが意識され下げ幅を縮める場面もあったが戻りは限定的となった。主力をはじめ幅広い銘柄売られ、業種別での上昇は鉱業、石油・石炭製品のみ。東証1部の売買高は22億9915万株、売買代金は2兆7959億円だった。
個別では、中東情勢の緊迫化受け原油価格が上昇、これにより【1605】国際石油開発帝石、【1662】石油資源開発などの資源株が買われたほか、IPOラッシュを刺激に直近IPO株が人気化。地合い悪化から値幅取りの短期資金が向かう動きもあり【3224】ヒューマンウェブ、【3911】Aimingなどが賑わった。