本日の日経平均株価は37円安と3営業日ぶりに反落。米3月雇用統計が市場予想を下回ったことでドル・円が下落したため、主力株を中心に売りが先行。一巡後は一巡後は日銀によるETF買いや投資信託による資金流入期待なども心理的な下支え要因になり押し目買い入り下げ幅縮小となった。後場は米3月雇用統計の悪化を受けた3連休明けの米市場を見極めたいとのムードがあり前場終値を挟み一進一退の動きに。業種別では鉱業やその他製品、食料品、サービス、医薬品などが上昇。海運や保険、ガラス・土石、繊維製品、機械などが値下がり率上位。東証1部の売買高概算は15億9240株、売買代金概算は1兆6776億6000万円と2兆円割れし、今年最低水水準に落ち込んだ。
海外市場の休場明けで主力大型株が動意薄の中、中小型株に資金がシフトする展開。個別では、インバウンド関連として【7834】マルマンがストップ高となったほか、【7965】象印マホービンも大幅続伸。特定資金介入などの噂で【3010】価値開発、【4404】ミヨシ油脂などが大幅高。また、不動産の一角【6093】エスクロー、【8909】シノケングループ、【3236】プロパストなども強い動きとなった。