【5981】東京製綱 231円 +6 (+2.66%)
【8256】プロルート丸光 359円 +53 (+17.32%)
【3776】ブロードバンドタワー 342円 +5 (+1.48%)
【5703】日本軽金属ホールディングス 212円 +9 (+4.43%)
本日の日経平均株価は162円高と反発。ドラギ総裁が14日、量的金融緩和政策の継続を明言したこと背景にした欧米株高から朝方から買い先行。前場中盤からは週末ポジション整理などの動きから利益確定売り、上げ幅を縮小するものの、後場入り後は再び買い戻しの動きが強まり1万9700円台を回復して大引けを迎えた。業種別では、サービス、陸運、小売、銀行、空運が上昇率上に。一方、パルプ・紙、鉱業、石油・石炭製品、金属製品、精密機械などが値下がり率上位となった。東証1部の出来高は25億4872万株、売買代金は2兆5775億円。騰落銘柄数は値上がり1203銘柄、値下がり548銘柄、変わらず131銘柄。
個別では、総額1000億円規模の自社株買いを行う方針を決めたと報じられた【8306】三菱UFJが14時過ぎに急伸し、これがそのほかの銀行株にも波及し【8411】みずほFG、【8316】三井住友FGなど銀行株の上昇が目立った。その他、直近IPO、【3915】テラスカイが後場急伸ストップ高となったほか、一昨日の決算発表で大幅増益見通しを示した【4565】そーせいグループが連日のストップ高。
来週は、21日からの日銀金融政策決定会合及び22日の黒田日銀総裁会見への期待が全体市場を下支え、底堅い展開が想定されるほか、経済指標では20日の1～3月期GDPに集まりそうだ。結果が良ければ景気回復への期待が高まりやすい一方、悪かった場合、日銀会合での追加金融緩和への期待が一段と高まり再度2万円台を目指す展開も十分にありえそうだ。
