前場の日経平均株価は135円と反落。寄り付きこそは前日の欧州株、本日発表された4-6月期実質GDP改定値が速報値から改善したことを受けて買い先行も一巡後は伸び悩み、そして上海総合指数の軟調スタートとなるとマイナス転換し、本日安値圏で前場取引を終えている。業種別では、鉄鋼が3%超の上昇となっているほか、非鉄金属、鉱業、ゴム製品などが値上がり上位に。一方、医薬品、食料品、電気・ガス業、小売業などが値下がり上位となっている。
個別では、直近人気のIPO銘柄【1433】ベステラの上昇が止まらず4日続伸。【4080】田中化学研究所は引き続き新値追いの動きが継続しているほか、下方修正発表も自社株買いなどを評価され【3633】GMOペパボがストップ高となっている。また、前日決算発表。第1四半期の営業損益は16四半期ぶりの黒字転換で着地の【3318】メガネスーパー、「HEREと自動運転・高度運転支援における“高度化地図”の活用に関する協業に向け基本合意」と発表した【6773】パイオニアなどが急伸。その他、【2321】ソフトフロント、【3753】フライトホールディングスなども値を飛ばしている。
現在先物ボックス割れ。後場はボックス底割れからの売り仕掛け的な動きを警戒。SQ週「魔水」前だけに一段安の可能性も十分だ。