前場の日経平均株価は155円高の大幅続伸。前日の欧米株高、円安基調を追い風に買いが先行でのスタート。寄り付き直後には一時19,840円の高値を付け、その後は19,800円を挟んでのもみ合いとなっている。業種別では、不動産業、その他金融業、小売業、医薬品などが値上がり率上位に。一方、電気・ガス業、鉱業、石油石炭製品、鉄鋼などが値下がり率上位となっている。
個別では、「マーケティング ロボット カンパニー」の事業推進を発表した【3690】ロックオンが急伸となった。「地盤カルテ」の診断数が10万件を突破したと明らかにし、これを好感。材料視された【6072】地盤ネットHDが急反発。また、「第1回 テックファーム株式会社トレンドセミナー」を12月2日に開催すると発表したカジノ関連の一角、【3625】テックファームが続伸、先日これといった材料もないものの値動きの軽さか短期資金を集めた【4736】日本ラッドなどが再度押し目から急騰を見せている。
日本株は本日戻り高値更新、後場は明日控える日銀会合結果待ち。追加の緩和政策への期待などが手掛かり材料に底堅く推移すると思われる。