前場の日経平均株価は105円安と4日ぶり反落。対ドルでの円安一服、3連休を控え利益確定売り優勢の展開でのスタート。一時1万9715円、前日比144円安を付ける場面があったが、その後は先高期待からの押し目買いも入り下げ渋る展開となっている。業種別では、サービス業、食料品、化学、小売業などが上昇率上位に。一方、保険業、ゴム製品、輸送用機器、電気・ガス業などが値下がり率上位となっている。
個別では、東証1部または2部への市場変更や記念配当実施等を材料視された【7816】スノーピークがストップ高となったほか、先日信用規制が解除された【3624】アクセルマーク、【2138】クルーズ からフリマアプリ「Dealing」の事業を譲り受けると発表、材料視された【4829】日本エンタープライズが大幅上昇。また、特段の材料は確認されていないものの、【3521】エコナックホールディングスが一時ストップ高の急伸。韓国関連会社のM&A刺激に【3815】メディア工房。【3816】 大和コンピューターなどが値上がり率上位に。
後場も週末、3連休を控えることもあり、軟調な展開となる可能性が濃厚。値動きの軽い銘柄を中心に短期値幅取り狙い、主力の押し目待ちスタンスで。