本日の日経平均株価は29円安と3日続落。後場の日経平均、明日は祝日で休場となるほか、クリスマスに向けた海外投資家の休暇モード入りもあってもみ合いも一時はプラス転換。ただ、積極的に上値を追う動きにはならず前日終値を挟んでの小動きに、大引けにかけて再び弱含みの展開となった。業種別では、空運業、陸運業、建設業、水産・農林業などが値上がり率上位に。一方、パルプ・紙、その他製品、不動産業、電気機器などが値下がり率上位となった。
個別では、前日、一昨日と大幅安の【8462】フューチャーベンチャーキャピタルやフィンテック関連と思惑の【2428】ウェルネットが後場一段高。前場から値と飛ばしていた【3807】フィスコがストップ高で引けたほか、上場3日目のサイバーセキュリティ関連の【3927】アークン、今後の業績急拡大報道のあった【3928】マイネットもストップ高に。
明日は祝日で休場となるが明後日の相場も引き続きクリスマス休暇入りからの閑散相場。これといった明確な買い材料も乏しいだけに個人主体での相場展開を予想。物色は本日は一旦の利益確定売りに押されたものの、やはりフィンテック関連、民泊関連、直近IPOやその他、材料株中心の物色が中心となると思われる。