本日の日経平均株価は20円安と5日続落。後場の日経平均は前場終値付近で始まった後下げ幅を拡大し、一時安値を更新した。クリスマス休暇入りで、市場参加者が限定的なほか、円高進行への警戒感、週末要因などから手控えムードが強い一日に。なお、売買代金は今年最低に。業種別では、水産・農林業、保険業、小売業、医薬品などが値上がり率上位に。一方、電気・ガス業、鉄鋼、鉱業、銀行業などが値下がり率上位となった。
個別では、直近IPOの【3927】アークンが乱高下した後に後場一段高となったほか、「まとまるEC店長」顧客向けに越境ECサポートを開始を発表した【6176】ブランジスタ が後場ストップ高に。また、未定だった今期配当は10円実施を前日引け後に発表した【3758】アエリアが大幅上昇。電線地中化、減税で促すとの一部報道からか【5287】イトーヨーギョーが14時過ぎに急伸ストップ高まで上昇した。
本格的なクリスマス休暇入りで来週も閑散相場が濃厚。物色は個人主体、今週同様に一部人気のテーマ株。フィンテック関連、民泊関連、自動運転関連などのほか、直近IPO、材料株に短期資金が集まりそうだ。
日経平均が上昇に転じる新規材料に乏しいだけに主力は引き続き様子見。短期売買をメインにし、じっくりと買い場待ちへ！
