前場の日経平均株価は375円安と6日続落。原油先物の下落のほか、中国株安を背景に日経平均も先週に続き売り優勢。先行き不透明から全面安商状、下値模索の展開が続いている。業種別では、33業種全てが下落し、値下がり上位は鉱業、石油石炭製品、非鉄金属、海運業など。
個別では、【3656】KLabと業務提携すると発表した【2706】ブロッコリーがストップ高となったほか、ZMP関連から【8462+】フューチャーベンチャーキャピタルが大幅高の年初来高値を更新となった。中小型株、値動く軽く特定資金の介入も噂される【3807】フィスコが一時ストップ高、株主優待制度を導入の【3280】エストラストがストップ高買い気配となっている。
人気のテーマからはフィンテック関連から引き続き【3778】さくらインターネット、【3853】インフォテリア、【2315】SJI。ドローン関連から【2303】ドーン、【2667】イメージワン。民泊関連から【3236】プロパストなどの上昇が目立つ。
原油価格下落、中国株急落などから目先売られ過ぎ感は意識されるものの、積極的な押し目買いは入らず様子見ムード。外部要因の不透明感が強すぎるため、引き続き物色は人気のテーマ株中心の物色がいいかと思う。
短期的なリバウンド局面は近くくると思われるが、あくまでも短期と割り切り吹値売りで。