前場の日経平均株価は310円安と大幅反落。前日の欧米市場が原油安を背景に下落し、日経平均も続く形での下落に。売り一巡後も円高進行ほか、中国・上海総合指数が下げて始まったことを嫌気され戻りは鈍く安値圏での推移となった。業種別では、全33業種中32業種が下落し、値上がりは水産・農林業の1業種のみ。鉱業、海運業、銀行業、鉄鋼などが値下がり率上位となっている。
個別では、8K映像機器内通信で世界初、超高速通信用16Gpps伝送技術開発に成功したとの発表から【6769】ザインエレクトロニクスが急伸、これといった材料は確認されていないが【4579】ラクオリア創薬、【6430】ダイコク電機、【2307】クロスキャットなどの上昇が目立っている。
テーマでは引き続きVR・AR関連の【4312】サイバネットシステム、【6629】テクノホライゾン、【6736】サン電子、【3914】ジグソー、【6731】ピクセラ、【3393】スターティア。フィンテック関連から決算通過の【3778】さくらインターネットを筆頭に、【3853】インフォテリア、【3690】ロックオン、【3031】ラクーン、【2315】SJI、【3807】フィスコなどがストップ高、大幅高などとなっている。
