本日の日経平均株価は31円高と続伸。後場も前場終盤の勢い継続、買い先行スタート。円弱含み推移とともに更に上げ幅を拡大。一時300円超の上昇もその後は伸び悩む展開、上値の重さが意識されると終盤にかけては利食い売り、戻り売りなどに押され急速に上げ幅を縮小した。業種別では、保険業、不動産業、鉄鋼が値上がり率上位に。一方、食料品、電気・ガス業、陸運業が値下がり率上位となった。
個別では、デジタル地図サービス事業に進出すると発表した【4814】ネクストウェア、セキュリティー関連を手掛けるネクスト・イットと業務提携の【3823】アクロディアが材料からストップ高。また、投資支援先ゲーム会社の中国スマートフォン向けゲーム好調と判明した【8518】日本アジア投資、全体地合い悪化から大きく売り込まれていた【3672】オルトプラスや【3903】gumiなどゲーム関連の一角への買い戻しの動きも本日は目立った。
その他、株主優待制度の導入の【3139】ラクトジャパン、7万株上限の自社株買いの【6026】GMO TECH急伸となった。
日経平均一時は前日高値をブレイクし上昇が加速する場面もあったが終盤にかけ失速。なんとかプラス圏は維持して引けたやはり一旦上値が重いとなると資金の抜けも早く注意が必要だ。明日は今晩の休場明けの米国の動き次第といったところだが個人的には一旦押し目を作ってからの戻りを試す展開を想定、期待している。