前場の日経平均株価は144円高と大幅続伸。前日の大幅高の反動から戻り売りが先行、下げて始まった日経平均だがその後は売り物をこなしプラス転換。一時は伸び悩む場面もあったが終盤にかけて為替が円安に傾いたほか、中国・上海総合指数の上昇などを好感し前日高値水準まで上昇した。業種別では、不動産業、銀行業、証券商品先物、鉄鋼などがが値上がり率上位に。一方、食料品、電気・ガス業、陸運業、空運業などが値下がり率上位となった。
個別では、大規模な自社株買いを発表の【9984】ソフトバンクグループが一時ストップ高となったほか、増進会出版社と英語教育サービスで業務提携すると発表した【6096】レアジョブやゲーム関連の一角、前日決算の【3758】アエリアも今期の黒字転換予想を好感からストップ高となった。その他、直近売りこまれた銘柄へ多くの買いが入り【3664】モブキャスト、【9418】U－NEXT、【6888】アクモス、【6177】AppBankなども急伸、上昇が目立っている。
後場は前日高値水準突破からの戻りを試す展開継続へ期待。前日高値を抜け、これを維持して引けるようなら次は25日移動平均線付近までの上昇も見えてくると思われる。
