前場の日経平均株価は111円高と反発。前日米株高や原油の持ち直しや円高の一服などを背景に買い先行スタート。買い一巡後はG20、主要20カ国の財務相・中央銀行総裁会議を控えやや伸び悩む展開となっているが節目の1万6000円台で底堅く推移している。業種別では、建設業、その他金融業、電気・ガス業などが値上がり率上位となっており、一方、値下がりは輸送用機器、機械の2業種のみとなった。
個別で特段の材料は確認されていないが仕掛け的な買いが入り【4833】ぱどや子会社ウルシステムズが英C24テクノロジーズと提携し、Javaプログラムのメモリー使用効率を最大500倍に高めるミドルウェアの提供を開始すると発表したか【3798】ULSグループがストップ高買い気配に。また、米Magentoとレコメンデーションサービスで連携」と報じられた【6031】サイジニアもストップ高となった。その他、スマートフォンアプリ「マーベル ツムツム」の配信を開始したと発表した【2121】ミクシィやファルコHDと務提携に関して基本合意したと発表している【3839】ODKソリューションズ。決算受け、業績内容を好感された【6822】大井電気なども買い優勢となった。