本日の日経平均は224円高と大幅反発。後場は寄り付き直後は昼休み中の上海総合指数の下落から売り優勢で始まるも、その後は一段と円弱含みで推移したことから先物主導で上げ幅を拡大。主力の輸出関連企業などを中心に買い戻し動きなどが加速し、日経平均は一時300円超まで上げ幅を広げた。業種別では、33業種全てが上昇。値上がり率上位には、建設業、その他金融業、電気・ガス業など。
個別では、ダヴィンチHDと資本業務提携を引き続き材料視か【8938】ロジコムが3日連続、短期的な仕掛けか急動意し、前日ストップ高を演じた【7835】ウィズも連日のストップ高となった。また、政府が5兆円規模の補正予算を検討などの一部報道から【1812】鹿島建設、【1802】大林組など建設株の一角が強い動きとなった。
テーマ株はフィンテック&仮想通貨関連に関連した銘柄。現状本命視される【8732】マネーパートナーズはストップ高で引けたほか、後場からは【2315】SJI、【3807】フィスコが急伸、一時ストップ高に、また、人工知能関連として【2349】エヌアイデイ、【6182】ロゼッタ、【3680】ホットリンクなども急伸。
後場一段高も引け後のイブニング先物は再度16000円と不安定な地合い継続。明日はG20を前に極端な売り仕掛けはないとも思われる警戒は継続。中小型株など個人投資家の買い意欲は旺盛な中小型メインに短期売買(値幅取り)が明日も有効かと思う。