本日の日経平均株価は86円高と続伸。後場は一時1万7000円台を回復。前場の下げ幅縮小の流れから後場寄りも先物主導で買い先行、円弱含みなどの流れ、週明け日銀会合への緩和思惑、ECBの結果を受けて過剰な反応から改めて評価する動きなどからプラス転換し上げ幅拡大。引けにかけては週末要因から上げ渋ったがほぼ本日の高値圏は維持した。
個別では、政策投資銀によるTOB提案の【5196】鬼怒川ゴム工業や今期の大幅増益見通し好感の【3169】ミサワ。後場からはゲーム関連の一角【3664】モブキャストがストップ高となった。また、前日には業績上方修正、増配を発表の【2379】ディップが3連騰、ザラ場中に復配発表のあった【1805】飛島建設や【3928】マイネットなどが後場急伸となった。
来週は週明けから重要イベントの連続、14、15日に日銀会合。そして15、16日FOMCなどを控える。本日引け後に発表された空売り比率では33.2%まで低下。イベントは多数控えるものの流れが変わるか注目だ。