本日の日経平均株価は294円高と3日続伸。後場は前場の買いの勢いも一巡。日銀の金融政策決定会合の結果発表を明日に控え伸び悩む展開となった。業種別では、食料品の1業種を除いた32業種が上昇。値上がり上位には、保険業、銀行業、不動産業などが並んだ。
個別では、先週株式分割を発表から人気を集めた【6034】MRTや会社四季報から「社長直轄の技術戦略室設置、IoTやフィンテックのブロックチェーン技術活用に意欲とのコメントを材料視された【2335】キューブシステムが「フィンテック関連」としての思惑を集めストップ高となったほか、新作ゲームアプリ『ワールドクロスサーガ』の事前登録開始を引き続き材料視された【3624】アクセルマーク、Oakキャピタルによる総額15億円の成長支援投資が公表された【3840】パス、中小型株の一角【9478】SEホールディングス、【6993】アジアグロースキャピタルなどの上昇も目立った。
テーマ株ではAI関連全体が引き続き高値圏での推移。また、15日に閣議決定する予定の「ライドシェア」関連として【3669】モバイルクリエイト、【3775】ガイアックスなどが急伸した。
明日は日銀会合の結果発表。結果が判明するまではこう着感が強い相場展開が想定される。現状何もしない線が濃厚、昼前では本日強かった人気のテーマ株、中小型株での短期売買狙い。会合結果後、方向感見定め主力買いもアリかと思う。