本日の日経平均は211円安と4日続落。後場寄り優勢で始まるとその後も軟調推移、円高警戒の燻りや3連休を控えることから手控えムード。大引けにかけてやや買い戻す動きも見られたが限定的だった。業種別では、鉱業、石油石炭製品、パルプ・紙が値上がり率上位に。一方で、保険業、輸送用機器、医薬品などが値下がり率上位となった。
個別では、秋元康プロデュースのスマホアプリゲーム「神の手」への期待感高まり【6176】ブランジスタがストップ高となったほか、【2330】フォーサイドは、連結子会社のフォーサイドエンタテイメントが、テックビューロと業務提携すると発表。一時ストップ高の急伸となった。その他、スマホアプリゲーム。みんなで×つなげるバトルRPG「12オーディンズ」が50万ダウンロードを突破し、今後の収益拡大への思惑などから【3667】enish。直近の上方修正+増配好感のほか、マイナス金利拡大の思惑などから【3465】ケイアイスター不動産などが買い優勢となった。
人気のテーマ株からは日銀によるフィンテックセンター設立を材料視からフィンテック関連の一角【3807】フィスコがストップ高の【3690】ロックオン、【3917】アイリッジなどが大幅高に。
来週も引き続き円高警戒からの為替睨み展開。110円のラインを意識した一進一退が続く可能性が濃厚かと思われる。方向感掴み難い状況だけに現状物色は短期売買メインが無難だろう。