前場の日経平均株価は26円安と反落。前日の米株上昇、史上最高値連日更新のほか、1ドル108円台の円安好感から買い先行。ただ、買い一巡後は直近上昇ピッチの早さから利益確定売りに押されマイナス転換となった。
個別では、ゲーム関連、VR新子会社パルスに秋元康氏参加の【3689】イグニス、トランプ次期大統領政策絡みからの防衛関連で注目を浴びる【4274】細谷火工が連日のストップ高。オークファンと提携協議開始の【9878】セキドや決算好感の【7760】IMVが一時ストップ高の大幅高となった。その他、決算、株式分割発表の【6266】タツモ、継続企業の前提に関する注記記載解消の【7834】マルマンなどの上昇も目立っている。
直近の上昇ピッチから考えれば一旦の利食い売りは仕方のないところ。ただ、トランプ次期大統領政策期待、1ドル108円台の円安など環境自体は悪くなく押し目買い意欲も強い状況。日柄調整入れつつの引き続き1万8000円台乗せ期待。一旦1万8000円台の大台に乗せれば達成感から再度利食い売りに押される展開も想定できるが年末に向けやはり今年も例年通りの株高が続くかと思う。
