本日の日経平均323円高と5営業日ぶり大幅反発。後場は円安の一服受け後場寄り売りが先行、その後は一時1万7000円の節目を再び割れる場面もあったが、押し目買いなどに徐々に持ち直しの動きとり終値では1万7000円台を回復した。業種別では、鉱業の1業種を除く32業種が上昇し、値上がり上位は、その他製品、精密機器、医薬品などとなった。
個別では、テーマ株として多彩な切り口がある【3914】ジグソーがストップ高まで買われたほか、業績・配当予想を上方修正を後場の取引時間中に発表した【1852】浅沼組が急伸。また、【6786】RVH、【3815】メディア工房などの中小型株の一角が後場一段高となった。
円高に対する警戒は依然強い状況となっており、明日も為替睨みの展開を想定。また、引け後にベルギーでの空港や地下鉄での爆発受け急速な円高進行(有事の円買い) テロの可能性が濃厚とされ明日の展開がまた読み難い状況となっている。今のところは明日もテーマ株、材料系中小型株を中心とした個別物色が無難なところだろう。