前場の日経平均は132円安と反落。朝方は円安背景に買い先行も、先週からの上昇の反動から利益確定売りに押され下げに転じた。また、今週控える日銀を見極めたいとの動きもあり売り一巡後もやや様子見ムードなっている。業種別では、保険業、ガラス土石製品、ゴム製品が値上がり上位に。一方で、パルプ・紙、海運業、情報・通信業などが値下がり上位となっている。
個別では、自動運転、ZMP関連の【8462】フューチャーベンチャーキャピタルやスマホゲームアプリ「ワールドクロスサーガ -時と少女と鏡の扉-」好調な【3624】アクセルマークがストップ高となったほか、先週末に上方修正発表の【2309】シミックホールディングスが一時ストップ高の急伸。カジノ関連で有名な【3625】テックファームや本日注目でもあるHOME Iot材料の【7527】システムソフトなどの上昇も目立っている。
テーマ株では越境EC関連、【3415】STUDIOUS、【3134】Hamee。AI関連【3680】ホットリンク、【3690】ロックオンなどストップ高、大幅高と上昇が目立っています。
前場は先週末の上昇からの一旦の利益確定売りが優勢日銀会合などへの思惑を考えれば下げもある程度限定的と見ていいような気もする。テーマ循環の流れを上手く読みつつ、週末の会合へ向け緩和メリット関連。押し目を狙っていくのもアリだと思う。