前場の日経平均株価は115円安と6営業日続落。朝方は直近続落の反動、円高牽制発言などを背景にした円高一服などを受けて買いが先行した。ただ、一巡後は買いは続かず、寄り付き直後に高値を高値を付けた後は戻り売りなどに押されマイナス圏に。今晩控える米雇用統計のほか、明日から再度休日入りすることもあり手控えムード。積極的に押し目は拾いにくい状況となっている。
個別では、アプラスとの業務提携を好感の【7183】あんしん保証や16年1-3月期(第1四半期)決算好感の【6029】アトラがストップ高。今期は増収・増益計画となっている【4739】伊藤忠テクノソリューションズ。今期大幅増益見通しの【6222】島精機製作所などが大幅高に。また、新ニュースアプリへ期待高まる【6047】GunosyやSMBCが目標株価引き上げ、レーティング1、1,500円→1,600円の【9422】コネクシオなどが買い優勢となっている。
テーマ株では定番のバイオ株、注目銘柄でもある【4565】そーせい、【4594】グリーンペプタイド上昇と人気を集め。また、人工知能(AI)関連の【6182】ロゼッタ、【3906】ALBERT、【3690】ロックオン。越境EC関連の【3134】Hamee、【6176】ブランジスタなども大幅高、ストップ高などテーマ株への人気、テーマの中心とされる銘柄は相変わらず資金が集まる状況となっている。