前場の日経平均は100円高と3日続伸。朝方は米株安を背景に売り先行し、一旦はプラス圏浮上も為替が円高に傾きその後は135円安を付ける場面があった。ただ、売り一巡後は為替とともに切り返し再びプラス圏に浮上し、上げ幅を拡大させた。寄り付き前に発表された1~3月期GDP速報値の上ブレから日銀による追加緩和期待が後退。マイナス金利拡大の懸念の後退からメガバンク株が大幅に上昇、指数を牽引する格好となった。業種別では、鉱業、銀行業、石油石炭製品が値上がり上位に。一方で、電気・ガス業、情報・通信業、サービス業が値下がり上位となった。
個別では、中国社とECマーケットプレイス構築等で提携協議との発表あり、越境EC関連の【3195】ジェネレーションパスや、第三者割当で新株予約権を発行のゲーム関連の【3689】イグニスがストップ高。また、引き続き17年3月期の大幅増益見通しを好材料視された【3238】セントラル総合開発は3日連続のストップ高となった。また、「FINAL FANTASYBRAVE EXVIUS」世界配信発表を材料に【3903】gumiが連日の大幅高となった。
マザーズはそーせい(4565)が2万割れ。現状下手に手は出せず一旦様子見に回るのが無難か。