前場の日経平均株価は55円安と反落。原油先物価格が1バレル=50ドル台回復したことを好感された欧米高を背景は買い先行、その後上げ幅を拡大したものの、その後は材料難、円強含みが重しとなり下げに転じる展開となった。寄り付き前に発表された1~3月期の実質GDP改定値は事前予想通りとなり材料視されず。
個別では、LINE関連の【6026】GMO TECHがストップ高。16年2-4月期は営業利益4.2倍で着地の【6757】OSGコーポレーションや民泊関連の【6064】アクトコールが一時ストップ高の大幅高に。また、世界最小クラスのマネージドエッジコンピューティングエンジンを開発【4813】ACCESSやJPモルガン・アセット・マネジメントが大株主に浮上した【2427】アウトソーシング。【6030】アドベンチャーと業務提携の【3300】 AMBITIONなどが買い優勢となった。
人気のテーマからは、バイオ関連が前日に引き続き人気を集め【4589】アキュセラ、【4594】グリーンペプタイド、【4978】リプロセルなどが人気を集め、ゲーム関連からは神の手期待の【6176】ブランジスタの上昇も目立った。
後場は為替睨みの展開が継続。週末SQも意識され上値の重い展開を想定。売り仕掛け的な動きにも警戒しておきたい。