前場の日経平均株価は207円高と先週末の英国のEU離脱の結果を受けた急落からの反動から朝方から買い戻しが先行。ただ、買い一巡後は上値が重くもみ合い。英国の欧州連合(EU)離脱に伴う不透明感を引き続き警戒され落ち着きどころを探る展開となっている。
個別では、中期経営計画好感の有機EL関連の【7717】ブイ・テクノロジー、同じく有機EL関連の【6258】平田機工やLINE関連の【6094】フリークアウトがストップ高。また、値動きの軽さや仕手性強い【3536】アクサスホールディングス、【2321】ソフトフロント、ZMP関連の【8462】フューチャーベンチャーキャピタルなどが大幅高となっている。
政府・日銀が緊急会合を開き市場の安定を図る構えをみせていることも過度の警戒感後退には繋がっているが買い一巡後は積極的な上値追いにはならず。しばらくは内需系や、個人が好む値動きが軽い中小型株での短期値幅取りメイン相場がしばらく続く感じだと思う。