前場の日経平均株価は114円安と反落。前日の反動、円高が重石となり売りが先行。一時は1ドル=104円台まで円高が加速し200円超安まで下げる場面があったが売り一巡後は財政出動、明日控える日銀会合での緩和期待などから下げ幅を縮小している。
物色は明日の日銀会合を控え比較的個別物色中心となっており、医薬品の連続造粒システム開発と報じられた【7432】ダルトンのほか、【3772】ウェルスマネジメントがストップ高。また、カジノ関連の一角【1418】インターライフホールディングスや電線地中化関連の一角【5289】ゼニス羽田が急伸。その他、営業6割減益もコンセンサス上回り【6770】アルプス電気も大きく買われている。
日銀会合前で後場は引き続き様子見ムードになると思われ、また、物色も引き続き決算手掛かりなどとした個別物色の流れになると思われる。