前場の日経平均株価は83円高と反発。前日の米市場は反落したほか、為替は一時100円割れとなったが、9月利上げ観測が再浮上。これにより円高が一服。日経平均は小安く始まったものの、円高の一服からプラス転換し、その後は上げ幅を拡大。買い一巡後は手掛かり材料難から伸び悩んでいる。
個別では、決算好感、ソフトブレーンと業務提携に向けた協議を開始も材料視される【4845】フュージョンパートナーが連日のストップ高。またヤフーとの業務提携材料の【7162】アストマックスが急反発しストップ高。炭素繊維関連で急浮上の【3408】サカイオーベックスやAIエンジンを搭載した宇宙小説アプリ「VOYAGER」の提供開始を発表した【6172】メタップスが一時急伸。その他、【2340】極楽湯、【6753】シャープなどが買い優勢となった。
後場も手掛かり材料難から上値が重いものと予想されるが下値ETF買い思惑から底堅い状況。やはりしばらくは日経平均16000円~17000円のボックス内での動き。幅はやや広く書いたがこのなかでの動きとなると思う。物色は引き続き中小型メインで。