本日の日経平均株価は259円安と大幅反落。後場は前場安値を更新し、一段安とほぼ安値引け。後場寄りから売りが先行すると、その後先物主導で下げ幅を拡大。日銀によるETF買いは意識されたものの、時間が経つにつれETF買い期待が後退。終盤にかけての一段安にも繋がったと思われる。業種別では、値上がりはパルプ・紙の1業種のみ。一方で、電気・ガス業、医薬品、情報・通信業が値下がり上位となった。
個別では、材料は確認できなかったが小型株の【2721】ジェイホールディングスが後場ストップ高。子会社のマザーズ上場などを材料視されている【3328】BEENOSが後場一時ストップ高を付けた後にマイナス転換となった。また後場からは越境EC関連、一部ネット上での煽り屋が煽ったとの話も出ている【3134】Ｈａｍｅｅが急伸したほか、先日の決算から動意付いた【6062】チャーム・ケアが後場一段高の大幅高となった。
明日も引き続き為替動向を注視しての展開になりやすいかと思う。本日は日銀によるETF買いは恐らく入ってはいないと思うが引き続きETF買いを背景にした下支えの期待は高いと思う。週末要因は意識しつつも本日同様大きく下げるポイントがあった場合はひとまず押し目買い。戻り売りなどで対処。
また、物色傾向の強い仕手性の強い中小型株、材料株中心の物色は明日も継続する可能性は高いと思う。
