前場の日経平均11安と続落。前日の米市場が上昇したほか、円高の一服で朝方は買いが先行。その後上げ幅を拡大する場面もあったが買い一巡後は急速に上げ幅を縮小、前場終盤にかけマイナス圏に転落した。
個別では、初配当、優待の新設を発表した【6198】キャリアや株式分割発表を好感の【3937】AWSホールディングスがストップ高。JPモルガンが大幅に目標株価引き上げの【6702】富士通が大幅反発。また、直近高値圏でのもみ合いとなっていた【6050】イー・ガーディアン、直近決算発表のあった【3777】ジオネクストなどが急伸。その他、【6747】KIホールディングス、【6656】インスペックなどの上昇も目立っている。
後場は朝方堅調に推移した流れから日銀のETF買いが期待できない状況。週末要因など考えるとやや売り優勢の展開か。今日のところは後場は無理せず様子見が賢明かと思う。