前場の日経平均株価は21円高と小幅続伸。前日の米市場が下落したほか、直近大幅上昇の反動、、雇用統計前とあってやや売りが先行した。ただ、売り一巡後はプラス転換。米ADP雇用統計好感からの利上げ観測などから根強い先高期待の買いが入った。
個別では、Iot関連、ほぼ仕手化している【2354】安川情報システムや米国で抗MKアプタマーに関する物質特許査定を受けたと発表した【4591】リボミックがストップ高。自動運転関連の【3937】AWSホールディングス連日の急伸のほか、VR関連の【3904】カヤック、【4763】クリーク・アンド・リバーが大幅上昇。また、上方修正好感の【3193】鳥貴族、四季報効果から【1718】美樹工業なども買い優勢となっている。
後場もこう着感の強い相場展開を想定。週末の雇用統計に対する上振れが意識されているが結果を見極めるまではやはり要注意。大人しく今日明日は短期売買に徹しておくのがベストかと思う。