前場の日経平均株価は199円安と続落。前日の米市場がまちまちのなか、為替相場がやや円高に傾いていることを嫌気され売りが先行。その後もジリジリと円高基調から日経平均も下げ幅を拡大し、戻りは限定的。全体的に手が出しにくい相場となっている。
個別では、決算内容、分割材料視の【2424】ブラスや新作 VRコンテンツ「ブレイブウィッチーズ VR（仮）」の制作決定が本日リリースされて【3791】IGポートがストップ高に。また、エキサイト翻訳のiMessage APP対応を引き続き材料視の【3754】エキサイトや直近IPO【3457】串カツ田中が一時ストップ高となった。
その他、バラスト水処理関連の【7018】内海造船、【6637】寺崎電気産業。味の素が開発したヒトiPS細胞向け高機能培養液を米国での販売開始を発表したバイオ関連の【4978】リプロセル。値動き軽い中小型株からは【3753】フライトHD、【7986】日本アイエスケイなども上昇している。
後場はETF買い期待もあるものの、引き続き過度の期待禁物で様子見。短期売買中心の立ち回りを意識。ここ数日の大幅下落、目先の底打ちも近いかとは思うが買いは慎重にいきたいところだ。
