本日の日経平均株価は260円高と3日続伸。前日の欧米株高を受け買い先行スタート。一巡後は一時は今晩控えるFOMCを控え利益確定売りに押される場面もあった。ただ、後場入り後は上海総合指数がプラス圏で推移したことで安心感が広がり、後場には一時300円近い上昇を見せた。終値は18,432.27円とほぼ本日の高値圏で取引を終えた。業種別では33業種中30業種が上昇、値上がりが、証券商品先物、鉄鋼、情報・通信業、その他金融業など。一方、値下がりは、医薬品、精密機器、陸運業の3業種のみ。
個別では、直近IPOの【1433】ベステラが4日ぶりに急反発しストップ高。【3627】、インバウンド関連の一角【4922】コーセー、【9878】セキドなどの見直し買いが入ったほか、【9978】文教堂グループホールディングス、【3903】gumiなどの上昇も目立った。
明日は今晩のFOMCで利上げに踏み切るか、先送りになるかが焦点に。利上げ先送りとなれば素直に上昇、踏み切れば一時的に急落する可能性がある。例え利上げを先送りにしたとしても昨日、今日と利上げ観測後退から連日の上昇とある程度織り込み済みとなる可能性。また、東京市場は大型連休を控え買い先行の動きとなったとしても一巡後の動きには注視したいところだ。