本日の日経平均株価は209円安の大幅続落。後場の本日安値圏でのもみ合い、ETF買い観測もあったが戻りは鈍く、今夜発表される米経済指標を見極めたいとの動きもあり様子見ムードとなった。業種別では、値上がりはその他製品、パルプ・紙の2業種のみ。一方、不動産業、証券商品先物、輸送用機器が値下がり上位となった。
個別では、直近IPO【3547】串カツ田中や新作 VRコンテンツ「ブレイブウィッチーズ VR（仮）」の制作決定などを好感の【3791】IGポートが前場の一時ストップ高から再び買われストップ高で引けたほか、高速道路「ナンバリング」関連としての思惑として【4615】神東塗料が一時ストップ高の大幅高に。また、「ポケモンGOプラス」の発売や東京ゲームショウなど意識か【7974】任天堂が買われたほか、連日の大幅安からのリバウンド。スマホアプリの｢うたプリ｣期待の【2706】ブロッコリーが反発。三菱商事が子会社化を検討の【2651】ローソンなども買われた。
テーマ株ではVR関連、前日の大幅安から切り返す銘柄も多かった印象だ。バラスト水処理関連は前日の急騰から一転利食いに押される銘柄が多かった。
明日も引き続き連日好調な動きの任天堂や中小型株をメインにした短期売買を中心の立ち回りを意識。もしくは、週末要因も考え様子見もありかと思う。来週控える日銀会合、FOMCを前に今は極力キャッシュポジション高めておくのも。
