前場の日経平均株価は141円安と反落。欧米株安から売りが先行、その後も手掛かり材料難のなか円高重しに下げ幅を拡大。売り一巡後の戻りも限定的となっている。
個別では、上方修正好感の【8201】さが美や丸紅新電力株式会社との業務提携発表の【9377】エージーピーがストップ高。特設注意市場銘柄を解除の【2315】SJIや特段の「材料は確認されてないが【6188】富士ソフトサービスビューロなどが一時ストップ高の急伸となった。
テーマ株ではバイオ関連、カジノ関連、電線地中化関連、人口知能(AI)関連の一角に買いが集まっているほか、中小型株では【5162】朝日ラバー、【3776】ブロードバンドタワー、【3793】ドリコムなど大幅高となっている。
円高重石に主力が重いなかで後場も引き続き人気のテーマ株、中小型株をメインにした短期売買の立ち回りを意識。後場は日銀によるETF買いも意識。