本日の日経平均株価は136円高と続伸。後場は昼休み中に円安の一服から売りが先行、その後は持ち直し一事前場高値を更新するも終盤にかけ利食い売りに伸び悩んだ。
個別では、上方修正引き続き材料視の【7897】ホクシンや世界初50台への同時データ送信を可能な配信伝送装置を発売の【3787】テクノマセマティカルがストップ高。ノーベル賞、オートファジー関連で【3386】コスモバイオ、【4557】医学生物学研究所がストップ高買い気配のまま本日の取り引きを終えた。
また、後場からは特段の材料は確認されてないが【6031】サイジニア、【6031】ストリームなどが急伸。ストリームはストップ高まで買われたほか、村上春樹氏のノーベル文学賞に期待に【9978】文教堂やIoT技術を活用した「こども見守りシステム」(仮称)の実現に向けた実証実験を開始した【6942】ソフィアなどが大幅高となった。
明日以降、週末雇用統計へ向け徐々に様子見ムードが強まる可能性は高い。日経平均は前日、本日の連騰を考えればやや慎重にいくのがいいかと思う。最近は方向感は掴み難いが個人の物色意欲は旺盛。引き続き週末雇用統計前まではノーベル賞関連など中心に材料株、中小型株など人気どころの銘柄を上手く回転させていく作戦がいいかと思う。