前場の日経平均は96円高と4日続伸。前日の米市場、経済指標好感から上昇したほか、1ドル103円台半ばの円安好感から買いが先行。買い一巡後しばらくもみ合ったものの、週末控える米雇用統計や直近の急ピッチの上昇の影響からか上げ幅を縮小している。
個別では、直近IPO【3963】シンクロフード、【6531】リファインバースや前日に凍り豆腐の糖尿病予防効果を世界で初めて確認。発表された【2911】旭松食品が一時ストップ高まで上昇。また、これといった材料は確認できないが【6177】AppBankが急伸、銅繊維シートの開発を引き続き材料視の【3878】巴川製紙所が前日のストップ高に続き大幅高となっている。
その他、上場廃止が決定している【3043】モジュレが引き続きマネーゲーム化からの大幅高となっているほか、材料人気の【3787】テクノマセマティカル、直近の注目銘柄【2656】ベクター年初来高値更新。
前場引けにかけ日経平均は上げ幅を縮小。予定通り週末雇用統計がそろそろ意識されてくる頃。ここからは週末まではあまり深追いせずにまずは雇用統計見極めが良いかと思う。
