本日の日経平均株価は297円高の3日続伸。後場は本日の高値を更新と、トランプ政策期待のほか、7～9月期GDPの好調、円安背景に引き継ぎ買いが先行すると堅調に推移。日本の先行き懸念を抱いていた海外勢が買い・買い戻しに動いてきたとの指摘もあったようだ。
個別では、トランプ政策に絡む銘柄。防衛関連の一角【4274】細谷火工が後場ストップ高となったほか、通期上方修正発表から後場【3845】アイフリークモバイルが急伸し一時ストップ高。また、新作スマホゲーム「スターオーシャン：アナムネシス」への期待が高い【9421】エヌジェイホールディングス。カジノ解禁法案 審議入りに時間かかる見通しだが、カジノ関連の一角【2743】ピクセルカンパニーズ。スクエニの新作「ブレイブリーデフォルト」発表を材料視、開発パートナーの【3907】シリコンスタジオなどが大幅高となった。
後場買い先行から始まりそのまま利食い売りもこなし高値圏での推移。直近急ピッチな上昇も個人的には過熱感はそこまで高くないようにも思える。新規の買いは引き続き慎重さが必要だが目先1万8000円付までの上昇もあると見ている。
先日の急落ポイントの持ち株は極力引っ張り利益を出しつつ、目先短期資金が集まっているロシア関連、ZMP関連、中小型株などで回転させていくのが無難なところかと思う。
