前場の日経平均株価は10円高と小幅反発。前日の欧米株の下落を背景に売りが先行したものの、為替の落ち着いた動きが下支え。売り一巡後はすぐさまプラス圏に切り返した。ただ、買い上がるに材料には乏しく再度マイナス転換するとその後は前日終値挟んでのもみ合いとなっている。
個別では、クルーズのゲーム事業を買収を発表した【3928】マイネットや決算好感、配当増額の【3465】ケイアイスター不動産、IPS細胞関連で【2176】イナリサーチなどがストップ高。また、第1四半期が黒字転換の【3669】モバイルクリエイトや「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」を設立から【4726】ソフトバンク・テクノロジーなどが急伸。その他、値動き軽く仕手性の強い【2323】fonfunに久々に資金が入ってるほか、直近IPOの【6531】リファインバース、【3547】串カツ田中なども賑わう展開に。
前場に続き後場もこう着感の強い相場展を想定。為替の動きも注視しつつ、中小型株、材料株で短期値幅取りのスタンスで。