本日の日経平均株価は82円高と反発。後場は昼休み中の円安進行から買いが先行。その後も一段と進む円安から上げ幅を拡大、堅調な推移。前日決算好感の【9983】ファーストリテイリングや巨額ファンド設立を材料視の【9984】ソフトバンクの上昇が指数を牽引した。
個別では、みずほ銀行、WiL LLC.と、フィンテックを活用した新たな決済サービスの提供を目的とする業務提携に向け、協議を開始すると発表から【6172】メタップス、決算内容好感を引き続き材料視の【4920】日本色材がストップ高に。また、仕手株、値動き軽い稀に急騰する【2323】fonfunが大幅高の乱高下したほか、いちよし証券好評価のIOT関連【6616】トレックス・セミコンダクターなどが大幅上昇。
一方で、下方修正にノーベル文学賞関連で出尽くしの【9978】文教堂がストップ安となった。
来週は米記号の決算の本格化、多数の経済指標を控えており、。米の年内利上げはこれらの内容次第という見方が強くまずはこれら発表見極めへ。物色は引き続き決算手掛かりにした銘柄や材料株、年初来高値更新を続ける銘柄中心が無難かと思う。