前場の日経平均株価は29円安と6日ぶり小反落。前日の米市場がまちまちな動きのなか、円高・ドル安や直近の上昇からの反動、FOMC見極めの動きなどから利益確定売りが先行。売り一巡後は押し目買い意欲も強く一時プラス圏に浮上する場面もあった。
個別では、新作ゲーム発表からの期待が続く【3851】日本一ソフトウェアや同じゲーム関連、前日に東海東京調査センターのレーティング、新規「Outperform」、目標株価6500円の【3932】アカツキなどが大幅高。また、株式分割を好感の【2424】ブラス、パナソニックの法人向け高耐久端末機器に同社の指紋認証アルゴリズムが採用された【3782】DDSなどが上昇。
その他、決算好感の【4924】シーズ・ホールディングスのほか、小型株循環、仕手性の強い【4651】サニックス、【6400】不二精機、【2156】セーラー広告なども大幅高となった。
後場は様子見、触るにしてもやはり短期値幅取り中心で。FOMC見極めへ。利上げは織り込み済み、まずは発表後の動きを見極めるのがやはり一番かと思う。