本日の日経平均株価は95円高と6日続伸。前場は円安の一服、高値警戒感や利食い売りに売り優勢となったものの、後場は円安・ドル高方向に振れプラス圏に浮上するとその後は上げ幅を拡大。根強い買いにほぼ高値引けとなった。
個別では、「液晶と有機EL統合 JOLEDを子会社化 」のほか、産業革新機構から750億円の資金支援の一部報道のあった【6740】ジャパンディスプレイや原油価格の上昇が追い風とされる【6531】リファインバースが一段高。また、岩井コスモ証券が投資判断「B+」、目標株価5200円で新規カバレッジ開始の【6062】チャーム・ケア・コーポレーション、いちよし証券で自動車用アンテナの高付加価値化などに期待として紹介された【6904】原田工業などが大幅高となった。
その他、【6273】SMC、【6594】日本電産が一時急落。空売りファンドのWell Investments Researchから会計手法や経営目標に疑問を呈する調査レポートが公表されこれを嫌気された。
明日は朝の寄り付き前、午前8時50分に発表される12月調査の日銀短観に注目が集まる。また、13日~14日開催のFOMCの結果待ち。今日に関しても過熱感、FOMC待ちのなかでも強い相場が継続しているが引き続き結果見極めまでは短期売買中心で様子を伺いたいところかと思う。