前場の日経平均株価は17円安と小幅3日続落。先週末の米市場は上昇も円安の一服、手掛かり材料難などから売りが先行した。売り一巡後は日銀のETF買いなどの期待もあり、底堅い展開が続いているがクリスマス休暇からの海外勢が少なく、節税売りなども上値の重さの一因となっているようだ。
個別では、直近IPOの【7782】シンシア、新作ゲーム期待が継続している【3672】オルトプラスがストップ高。また、COOKPAD前社長の穐田誉輝氏が1株1000円でTOBの【3685】みんなのウェディングは1000円にサヤ寄せする形でストップ高。
他には、ジャパンインベストメントアドバイザーが大株主に浮上が引き続き材料視の【3747】インタートレード、AI(人工知能)関連で人気の【6172】メタップス、同じくAI関連の【3906】ALBERTなどの上昇も目立っている。
物色はやはり個人主体の材料株、中小型株中心の相場。後場も手掛かり材料難にこう着感の強い相場展開。後場日銀ETF買いの期待もあるが、個人的には年末に向けてやや慎重な取り引きをオススメする。