前場の日経平均株価は152円安と3日続落。朝方は円高重しに売りが先行も売り一巡後は根強い先高期待からの押し目買いにプラス転換する場面もあったが、後場再度下げ幅を拡大。引けにかけてやや下げ幅を縮小するも戻りは限定的となった。
個別では、【3851】日本一ソフトウェアがストップ高。同社ホームページ上に「謎の公式サイト」が出現、新作期待の思惑から人気化したほか、ネットリサイクル事業で展開。小池都知事が携帯電話の回収に注力との報道から人気が継続している【3556】リネットジャパンやIot関連の一角【6944】アイレックス。子会社ビットポイントが開発した仮想通貨の取り引きシステムを他業者にも提供すると発表して人気化の【3825】リミックスポイントなどもストップ高に。
ほか、【2163】アルトナー、【6538】キャリアインデックスは株式分割を好感されたほか、決算好感から【1401】エムビーエス、【8016】オンワード、【3962】チェンジなどの上昇も目立った。
テーマ株は引き続き人口知能(AI)関連が人気のほか、本日賑わった元号関連。Iot関連、5G関連も物色される銘柄の範囲は狭くなったが引き続き一部の銘柄は人気を集めていた印象。
明日はトランプ次期米大統領の記者会見を見極めたいとの動きが出る可能性が強いと思われ。直近資金が集まる新興市場の銘柄中心に。本日同様にテーマ株、値動き軽い材料株、中小型と個人的に気になる銘柄を事前にチェック。短期売買中心のスタンスが無難かと思う。
それと本日の後場のような仕掛け売りにも警戒。